最低限記載しておくべきことは?

ポートフォリオはエンジニアとしてのスキルやセンスをアピールするための重要な手段ですが、好き勝手に作っても良いというわけではありません。自らの作品であると同時に職務経歴書に似た役割も持っているため、最低限記載しておくべきこと、作成の際に踏まえておくことがいくつかあります。

まず目次。目次でそのポートフォリオにどんな内容が記されているのかを目を通す人に知ってもらうためのものです。この目次がしっかり作られているかで評価されてしまう部分もあるので注意が必要です。

それから自己紹介。履歴書と内容がかぶる部分も出てきますが気にせずに必要事項を記入しましょう。名前、生年月日、過去の経歴、保有している資格、使いこなせるスキル(プログラミング言語やツールの名称など)、過去の経歴と自分のサマリーなどです。簡潔かつ具体的に書くのがポイントです。自分の顔写真も掲載しておくとよいでしょう。

そしてこれまで作った作品の紹介。作品タイトル、作品の概要(コンセプトなど)、見どころ、アピールポイントといった基本的な部分に加えて作成の際にどんな点にこだわったか、制作時のエピソードなども加えてみましょう。

ポートフォリオの内容そのものを充実させるのはもちろんですが、作成する際には目次と自己紹介もしっかり記載することが作成の流れにおいて非常に重要になってきます。「内容さえよければいい」ではなく、ポートフォリオ全体の体裁にもこだわって作成していくようにしましょう。あとは全体のコンセプトが整っているか、あなたの人となりをうかがえるような内容になっているかも意識すれば完璧です。