ポートフォリオとは何?
ポートフォリオを英語で書くとportfolioで、こちらの単語は複数の意味を持っています。そのため、使用される状況によって意味合いは変わってきますが、IT業界の転職活動や就職活動でポートフォリオの単語が使われる場合、作品という意味合いだと考えて問題ありません。
デザイナーなどのクリエイティブ職への転職、就職を目指す人にとって、自らの実力を示すための作品は欠かせない存在で、ポートフォリオに難があると、面接に進むことすらできない可能性も十分にあります。
一方、IT業界において、一昔前まではWebデザイナーなどを除くとポートフォリオの提出が求められるケースが少なめでした。しかし近年は様々な職種でポートフォリオの提出が求められるようになっています。
エンジニアにとってのポートフォリオは、実務経験ありか実務未経験かで内容が大きく変わり、実務経験ありの場合、扱えるプログラミング言語や、各種プロジェクトに携わった実績などを分かりやすくまとめたものです。実務未経験の場合、実績をアピールするのは無理なので、現時点での実力を示すため、インターネット上に自作のWebサイトやプログラムをアップロードし、リンクを貼ると良いでしょう。その他、ポートフォリオを作成するときのポイントは『エンジニアならポートフォリオを作ろう!』をご覧ください。
IT業界は需要が多いにも関わらず、人手不足の傾向があるので、全くの未経験であっても就職や転職は十分可能です。しかし、未経験歓迎の会社であっても、ポートフォリオが不要なところはまずありません。実務経験ありの場合も、実務未経験の場合も、ポートフォリオの作成に力を入れる必要があります。